まゆゆ(渡辺麻友)センターのAKB48『心のプラカード』が初週でミリオンを超えたそうだ。

おめでとうというよりも、安堵したと言った方がいい。

握手会を狙う狂気の事件のあと、握手会も厳重警戒体制となり、巨大なヲタ人数を持つ大島優子が卒業し、そしてあの『恋チュン』の二番煎じみたいな新曲だ。

今度こそミリオン割れすると思っていた。

ミリオンが至上命題となってること自体が異常で、そんな馬鹿な重荷をメンバーの誰にも背負わせてはいけないのだ。

だがミリオン割れすると、アンチAKBの奴らや、アンチまゆゆの奴らが、ここぞと叩くに決まっている。それが心配でわしはヲタ復帰してしまった。

AKBもそろそろ退潮期かと言う者もいるが、結局は楽曲次第、『恋チュン』みたいに一発名曲が出たら、また大注目になるのだ。

現在の日本の音楽シーンで、誰にも親しまれる名曲が生まれる確率は、未だにAKBが一番大きい。新曲に期待を抱かせる歌手・ミュージシャンはなかなかいない。

それだけAKBには作曲家が揃っていて、秋元康の企画力と作詞の発想が凄いのだろう。

ひょっとすると秋元氏は盆踊りソングを定番化しようとしているのかもしれないから、『心のプラカード』は秋祭りに向けて、もっと仕掛けて、もっと大きく育てなければならない。

だから今言うべきか迷うが、わしの理想から言えば、まゆゆの曲はあれではない。

わしなら宝塚風の豪華絢爛な楽曲を作ってやる。

まゆゆはセンターで男役をやってもらう。

DVDでは宝塚の人気役者にも登場してもらう。

衣裳担当の茅野しのぶさんの腕の見せ所だろう。

せっかくまゆゆがセンターになったのに、宝塚歌劇を巻き込んだ壮大な楽曲を作れなかったのが、秋元康の発想の限界なのだろうか?

それともまゆゆへの愛の不足か?


NHK紅白のトリを取れるくらいの楽曲が、まゆゆなら出来るはずだ。

「非日常」の世界を表現できる潜在能力を持つ、まゆゆの真の開花はまだ先だ。

まゆゆは今は「モスラの幼虫」だ。

サナギを作って羽化したときは、毒々しいまでの羽根で金粉を振り撒く巨大な「モスラ」になる。

わしはその日を待って、まゆゆを応援し続けよう。

小林よしのりブログ
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