「心のプラカードより踊れる人がいっぱいいるあの曲ですね」
「なかなか浸透しないから諦めてる…」
この発言は、胸につかえてた何かが取れたような人が多かったみたいですね。
うまく言葉には出来ないんですけど、無理してたというか、弱さを見せないでがんばってたなと。新旧の1位で曲を比べられて、辛かっただろうに。

一人で抱え込まずに、やっと気持ちを表してくれたからか、なんかこう「んんんぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ!!」っていうものが、スッキリしました。

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AKB48まゆゆ(渡辺麻友)が『恋するフォーチュンクッキー』を歌う前に、「この曲は皆さんも踊れる方は多いんじゃないでしょうか?
『心のプラカード』より踊れる人がいっぱいいるあの曲ですね」と自虐的に言ったらしい。

「なかなか浸透しないから諦めてる」とも漏らしたという。

えらい!よく言った!
このまゆゆの本音でわしの胸のつかえが下りた。

わしはずっと秋元康のことを恨んでいたのだ。

まゆゆは秋元康を恨むことはできない。
せいぜい自虐しかない。
その分、わしが恨んでやるからね。

『恋チュン』はあまりにも曲が良すぎた。
最近の日本の歌謡界でも奇跡のような名曲だった。

その二番煎じと分かり過ぎる曲をまゆゆに与えるなんて酷すぎる!

でもわしは『心のプラカード』を全タイプ買ったし、まゆゆが出るたびにテレビを見るようにしていた。

応援したんだが、楽曲の差は大きすぎる。

まゆゆのせいではない!

まゆゆはこの自虐ネタを「心のプラカード」に書いて、歌えばいいのだ! 絶対ウケるぞ!

普段まゆゆは本音を言えるキャラではない。

少女の本音しか面白がらないAKBファンもいれば、少女の純粋さを眩しく見たいAKBファンもいるのだ。

わしは両方を楽しむが、まゆゆの場合は純粋さに感動している。

だが、さすがに人間なら、今回の楽曲の落差には何か感じるはずでしょとは思っていた。
そんなときに自虐を堂々と言ってしまった。

あのまゆゆが言ってしまった!

まゆゆのいじらしい心中を思うと、わしはもはや泣けるね。

でもまゆゆの『心のプラカード』は、歌のおねえさんみたいな、子供の気持ちを明るく元気づける良さもある。

『恋チュン』の印象が強烈だから今は霞むが、のちのち楽しい曲だなあと思うようになるだろう。

それに、楽曲で不利に立たされた今回の仕打ちは、きっとまゆゆの中に、新たな闘争心が芽生えるきっかけになるはずだ。

リベンジしろ、まゆゆ!

君はどんどん美しくなっているんだぞ!

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