1日に2回もまゆゆのこと、書店ガールのことについて書いてくれていますね。
ネットニュースで「戦う!書店ガール」の初回視聴率が芳しくないらしく、戦犯探しをやっていたが、関係ない。

「数字」を見てしか評価しない奴はカスだ。

数字が良くても、面白くないものは面白くない、数字が悪くても、面白いものは面白い、それでいいのだ。

自分の感性なんか信じてない奴は視聴率で判断するしかないだろうが、自分の感性を信じる者は視聴率なんかどうでもいい。

NHK朝ドラの「マッサン」みたいに、徐々に視聴率を上げてくるドラマもある。

「戦う!書店ガール」は渡辺麻友の明るさが爽快だ、演技が自然で上手い、それで大成功だ。

書店に行かない奴、アマゾンで買う奴、本を愛する心がない奴には、あのドラマは分からない。

書店員が売りたい本のために作るポップの利点とリスクなど、わしには興味津々だった。

アマゾンに負けて、書店はどんどん減少している。

そんな時代に書店ガールを主人公にしたドラマを作るなんて目のつけどころがいい。

わしは40年間の漫画家稼業で、2000万部以上の単行本を売ってきたが、中には3万部しか売れない作品もあった。

数字を出さないときは、ボロクソに言う奴もいる。

連載打ち切りになったこともある。

だが、その売れない作品があったからこそ、後の大ヒットに繋がったというケースもある。

売れない作品、数字を出せない作品なのに、本気で面白いと言ってくれるファンがいるかどうかだ。

それは戦った者にしか分からない世界だ。

まゆゆはまさに「戦う!書店ガール」にふさわしい主人公だ。

戦う渡辺麻友を、ファンは熱烈に応援しよう!

小林よしのりブログ
http://yoshinori-kobayashi.com/7435/