syoten
あやや
じゃあ、つぎは、まゆゆの
『戦う!書店ガール』、行きましょう。
えー、みなさん、
まゆゆの演技を見たことがありますか?


荒井
たしか、深夜に主演してましたよね。
なんでしたっけ。


森下
あの、年齢をサバ読んでる教師のドラマ。


荒井
あ、ありましたね、テレ東で。
『さばドル』だ。


あやや
はい、ありました。
私、それ以外にもちょこちょこ見てるんですが、
そんな私が証言しましょう。
いいですか、みなさん。
まゆゆは‥‥(小声で)意外と、うまい。


──
声、ちっちゃいね。


あやや
まゆゆは‥‥(小声)意外と、うまい。
この「意外と」は、世間一般の人たちが、
「まあ、アイドルでしょ?」っていうふうに
演技には期待していないのではないか、
というふうに予想して言ってます。
あの、まゆゆ、できるんですよ。
で、じつは、AKBって、まゆゆに限らず、
篠田麻里子さんも、大島優子さんも、
前田敦子さんも、演技させると、
なんとかなる子が多いんですよ。


荒井
ああ、そうですね。


あやや
そこで私、思い出したのは、
糸井重里が以前から提唱している
「ダンサー最強説」です。


森下
「ダンサー最強説」。


あやや
そう、「ダンサー最強説」。
それがどういう説かというのは、
うちの永田がご説明いたします。


──
‥‥えっ、オレ?


あやや
糸井重里の提唱する
「ダンサー最強説」を、
うちの永田がわかりやすくご説明いたします。


──
ええと、
「踊れる子はなんとかなるんだよ」
っていうふうに
糸井は常々言ってるんですけど、
要するに、リズム感を持ってる人は、
ありとあらゆることに応用がきくんだよ、
というようなことですね。


荒井
ああー、なるほど。


森下
ミュージシャンがお芝居やるときに、
すんなり入れるのはそれだ、っていいますよね。
音感、リズム感。
逆に、リズム感が悪い役者さんというのは、
なかなかたいへんなんだということも
聞いたことがあります。


あやや
あ、そうなんですか。


森下
たとえば、方言がのみこみにくかったり、
相手と間合いを調整するということができなかったり。
やっぱり、役者の身体能力として
リズム感というのは必要みたいです。
でも、リズムだけで芝居をやられると、今度は、
肝心のところが流れちゃうってところもあるので、
悪いことばっかりではないんですけどね。


あやや
ほーー、そうなんですね。
でも、リズム感があるっていうことは
やっぱり、いろいろ助けになるんですね。
AKBの人たちって
みんな踊れる人たちだから、
お芝居をやらせても、うまいんですよ。


──
あと、売れてるアイドルの人って、
コントとか、ふつうにできるもんね。
だから、歌も踊りも芝居もお笑いも司会も、
そもそもこなせないと、
できないのかもしれない。


あやや
ああー、そうですね。
あと、アイドルそのものが
お芝居みたいなものかもしれないし。


森下
365日、お芝居?


あやや
すごくたいへんなお芝居だとも
いえるんじゃないでしょうか。
つまり、言いたいことは、
まゆゆは‥‥(小声)意外と、うまい。


──
そこ、なんで小声になるの。


あやや
で、これ、どういうお話なんですかね。
本屋さんが舞台で、ということはわかるんですけど。


森下
そう、どういうふうに引っ張っていくのか、
まだちょっとわかんないんですよ。


荒井
本屋さんが舞台なのは、
どういう意図なんでしょうね。
なぜ、いま、本屋なのか。


あやや
まぁ、ふだんのドラマで登場しないような
職場を舞台にするのは、ときどきありますよね。
ある意味、場所も主役、みたいな感じで。


森下
むかし、デパートの話でこういうのあったような。


あやや
あったあった。


森下
あ、『山おんな壁おんな』か。


荒井
ああ、デパガの話でした。


森下
だから、本屋さんを舞台にしつつ、
ぜんぜん性格のちがうふたりが戦いつつ、
だんだん成長していく、みたいな話なのかな。


あやや
その、性格のちがうもうひとり、
まゆゆと対立する副店長が稲森いずみさん。
わたくし、「女優生きザマ評論家」としては、
稲森いずみさん、大好物でございます。


森下
きた(笑)。


あやや
だって、稲森いずみさんの幅広さ!
『ロングバケーション』の桃ちゃんとして
ブレイクしてから、幾多のドラマの幾多の役に
幾多のバリエーションで出演し、
近年では、えーっと、ほら、あれ、
『妖怪人間』じゃなくて‥‥。


森下
『怪物くん』。


あやや
『怪物くん』!


──
あやちゃん、いつもそこ、ごっちゃになるね。


あやや
あと、あれだ、ホレ、
息子が知り合いの子どもを殺しちゃうドラマ。


──
なんてぞんざいな把握。


あやや
うみ、うみ‥‥『海容』だ。


荒井
『アイシテル~海容~』ですね。


あやや
それそれ。


森下
「ニョロ(~)」のあとだけ憶えてるんだ(笑)。


──
しかも「うみ」って‥‥。


あやや
『アイシテル~海容~』で難しい役もやり、
『怪物くん』でデモリーナにもなる。
主役をポンとやるかと思えば、
キワモノっぽい役もふつうにこなす。
すごいことですよ。


森下
すごいです。
今後の展開としては、
そろそろ2時間サスペンスの主役とか
やってもいいんじゃないかと思います。


荒井
うん、そうですね。
かなりしっくりきそうな感じです。


あやや
あの桃ちゃんが、
こんなふうにして連ドラの第一戦に
残り続けるなんて、ほんと、興味深いなと。


森下
そういえば、今クールは、
稲森いずみさんも、山口智子さんも出て、
木村拓哉さんもいて、
もう私としては『ロンバケ』ですよ。


あやや
ああ、そうですねぇ。
竹野内豊さんもどっかで出てほしい。


──
‥‥(小声で)森下さんは『ロンバケ』にハマって
ドラマに出てきたソファを購入した過去があります。


森下
‥‥(小声で)あります。


あやや
このドラマ、わりと脇も魅力的です。
稲森いずみさんのお父さんが、井上順さん。


荒井
マキタスポーツさんも出ますね。


あやや
マキタスポーツさん、けっこういいですよね!
こういうのやるとおもしろい。
田辺誠一さんも、存在感あります。
木下ほうかさんは『昼顔』組ですね。


荒井
ほうかさんって変わった名前ですよね。
ご本人とちょっと合わなくて、
最初、驚きました。


森下
そうそう、一瞬女の子かなと思ったら、
おじさん出てきてギャップが半端ないですよね。


あやや
あとは、さっきも言いましたけど、
職場としての本屋を舞台にしたドラマが
いったいどうなるのか、と‥‥。


荒井
あの、やっぱり、狭すぎるような気もするんです。


あやや
そうそうそう!
じつはそれが気になってる。
狭すぎませんか、本屋!
なんか、こう、のびのびドラマができるのかなと。


森下
代官山蔦屋ぐらいの書店ならいいのかな。


──
でも、写真見ると、ふつうの書店だよ。


あやや
いや、単なる設定だから、
どうでもいいのかもしれませんけど、
どうしてもこう、本屋さんって、
忙しそうだし、商品も多そうだし‥‥。


荒井
ドラマになるイメージが湧かないですね。
まぁ、だから、どうなるか、
たのしみでもありますけど。


森下
あと、思うんですけど、
書店は書店内で戦ってる場合じゃなくて、
もっとこう、書店全体の盛り上がりを‥‥。


──
ははははは。


あやや
わかります、それ!
「本屋、大丈夫かな」って
余計な心配しちゃうんですよ。
なんか小さい本屋さん、なくなったりしてるし。


──
そういう展開になるのかもよ。


荒井
ネット書店と戦え! っていう。


森下
でも、紹介文を読む限り、
「得意分野の児童書の担当にしてほしい」
とか出てきますから、
どうも書店の中の戦いみたいですね。


あやや
なんだなんだ、敵はAmazonだろー。


荒井
それじゃ『クローズアップ現代』ですよ。


春の連ドラチェック2015 - ほぼ日刊イトイ新聞
http://www.1101.com/2015_TV_spring/2015-04-24.html

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